NCEAそれともIB?? 教育プログラムについて
ニュージーランドは、NCEA(National Certificate of Educational Achievement)と呼ばれるニュージーランドの教育プログラムが主流です。
ただ、いくつかの学校では、IB(International Baccalaureate - 国際バカロレア)やケンブリッジ(Cambridge)など他の国のプログラムを取り入れている学校もあります。
以前、クリスティン高校のIB説明会に参加しました。その時に、担当の先生がお話されていたのは、何故かイメージ的にIBの方がNCEAより難しいと思い込んでいる人がいるとの事。ただ、決してIBの方がNCEAより難しいという事はなく、またNCEAの方がIBよりも難しいという事もないそうです。この二つのプログラムは、学習の方法が全く違うので、自分にどちらがあっているか、というのが大きなポイントだとお話されていました。
NCEAとIBでは、教科選択の仕方が全く違います。また、同じ「生物」などの科目であっても、NCEAとIBでは学習する内容が異なります。
クリスティン高校の説明会、IBの担当の先生との面談、そして他にもIBを採用している学校のIB担当の先生との面談を通し、NCEAとIBの違い、単位の取り方など色々と学ぶ事がありました。
また、学校によって、IBのグループ1(母国語)とグループ2(第二言語)の選択方法が異なります。
例えば、ある学校は日本人留学生に対して、グループ1の母国語を日本語、グループ2の第二言語を英語という選択を許可しますが、ある学校はニュージーランドに留学をしている以上、母国語は英語を選択、第二言語はスペイン語など全く異なる言語を選択することを勧める場合もあります。また、学校によっては、バイリンガルディプロマと言ってグループ1で英語と日本語を母国語として選び、グループ2の第二言語を選択しない、という方法をとるところもあります。また、留学年数によってもグループ1の母国語を英語として、グループ2の第二言語を日本語として選択できるのか、など異なってきます。
NCEAの場合もアカデミックアドバイザーなどと相談しながら教科を決める場合がありますが、IBの場合は必ず実際にIB担当のコーディネーターの先生とお会いして、どの教科選択が一番ベストなのかを生徒さんと一緒に考えます。
より詳しくNCEAとIBの違いについて知りたい方、またどの学校でIBを履修するのが一番自分にあっているのか相談をしたいという場合はお気軽にご相談ください。
YEARBOOK Limited / ニュージーランド留学
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